
「東京」という歌があります。
このうたを歌っているバンド「SUPER BEAVER」は東京発のバンド。
この歌の中での、東京=故郷として自分の生まれ育った場所に置き換えてみてください、とボーカルのひとがラジオで言ってた。
愛されていて欲しい人がいる
なんて贅沢な人生だ (”東京”-歌詞)
わたしは最初に、ど頭のこのフレーズが心に沁み過ぎて、刺さり過ぎて、心がひりひりしました。
よくあるのは、愛している人、愛してくれる人。この世のラブソングのほとんどはこの前者に宛てた歌が多い気がするんですが
そんなんじゃなく”愛されていて欲しい人”、こんな優しい表現はSUPER BEAVERにしかできないと感じました。
わたしにとっての”愛されていて欲しい人”は誰だろうなあ。
そう考えた時、実家の父や亡くなった母、地元の友達。お別れした元恋人とか、いまはなかなか会えなくなった”思い出の中の人”だと思いました。
実家の父とはうまくいかない時期がずっとあって、それでもわたしは父の幸せを願っていたしそれは父もわたしに対して同じこと思ってくれていると信じています。いまはもういない母は、今でもみんなの思い出の中で。心のそばで愛されていて欲しい。友達はもちろん、元恋人にも、関わったひとはみんな幸せになってほしい。”愛されている実感”は「幸せ」に直結する気がする。
わたしに愛されていて欲しいと思ってくれている人はいるのかな
そりゃ、嫌われててもいいし全員が全員、わたしのこと好きじゃなくてもいい
でも周りの人には幸せになって欲しい。愛されていてほしい。わたしは常に願います。